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 このサクラスミレもアケボノスミレと同様、花弁が大きくて、デジカメ泣かせの微妙な色合いを持っています。この大きさと立派な顔ひげが遠因なのか、桜という名前を反して、男性的な表情を持っている印象ですよね。まぁ、一般には「すみれの女王」と評されていますが!
 蛇足になりますが、サクラスミレに似ている印象を生み出す理由について、もう一歩踏み込みますと、花冠の開き方、それから、花弁先端の凹み方がありそうです。花弁の先端は丸かったり、尖っていたりして、その花の印象を作ります。ここが凹むすみれは決して多くありません。この桜の花弁との形状的な相似がサクラスミレの命名の所以だとする説があり、なんとなく納得しちゃっています(笑)。
 個体数は少なくて、ポツンと点在して孤高感を醸し出していました。別の地で一面に群生する姿を見てはいますが、極めて稀ですね。
Images  ニュースでウクライナの話題が減りました。役立たずの国連を再構築できないものでしょうか。
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