ヴィオラ・ルペストリス(旧称:ヴィオラ・アレナリア) 'ロゼア'(園芸品種) - Viola rupestris - 'Rosea'
神奈川県 2008年3月23日 植栽
神奈川県 2007年3月21日 植栽
神奈川県 2008年3月23日 植栽
分類 |
タチツボスミレ類(節) |
学名 |
基本種 |
Viola rupestris F.W. Schmidt Neuere Abh. Königl. Böhm. Ges. Wiss. 1: 60 (1791) |
亜種 |
Viola rupestris ssp. relicta Jalas |
園芸品種 |
Viola rupestris 'Rosea' |
異名 |
Viola rupestris var. rosea
Viola arenaria DC. 'Rosea'
≡ Viola arenaria subsp. rupestris (F.W.Schmidt) Nyman, 1878
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由来 |
rupestris : 岩上に生じる、(arenaria : 砂地に生える) |
外語一般名 |
【英】Teesdale Violet、【中】石生堇菜 |
茎の形態 |
有茎種 |
生育環境 |
明るい広葉樹林下、林縁、乾燥した石灰岩質の草原。標高800~2,500m。 |
分布 |
国内 |
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海外 |
ヨーロッパ、中央アジア、シベリア、(北米)。 |
補足 |
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花の特徴 |
形状 |
中輪。唇弁は極めて小さい。側弁に目立つ毛がある。 |
色 |
紅紫色の園芸品種が流通している。通常は紫から淡紫色。中央部が白く抜ける。
写真は全て紅紫(薔薇)色の園芸品種。
基本種は紫から淡紫色が普通だが、白花、準白花、オトメ型 も見られる。
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距 |
白い筒状。若干、先が上方に曲がる。 |
花期 |
普通(日本では4月前後、欧州では5~6月)。 |
花柱 |
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芳香 |
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補足 |
写真の園芸種はローズピンクの花がとても美しく、インパクトがある。 |
葉の特徴 |
形状 |
卵形から三角状楕円形。先端は尖り、基部は心形。鋸歯 は目立たない。 |
色 |
両面とも緑色。 |
補足 |
タチツボスミレに似ている。 |
種の特徴 |
形状 |
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色 |
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補足 |
果実には短い毛が目立つ。 |
根の特徴 |
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絶滅危惧情報 |
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基準標本 |
スイス。 |
染色体数 |
2n=20 |
参考情報 |
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その他 |
栽培者の印象では、乾燥した草原のすみれにも関わらず、乾燥には弱いとのこと。 |
ローズピンクの美しい花で、全体のイメージはタチツボスミレにも似ている
神奈川県 2011年3月21日 植栽
「写真集 日本のすみれ(出典:S002)
」によると、側弁に毛があり、日本のアイヌタチツボスミレの仲間とあります。arenarius は「砂地に生える」という意味という程度の情報しか手元にありません。
何年かぶり(1998年ですから、約10年)に更新することができました。この間にカメラが何世代か変わって、全く別のイメージですね(笑)。
2007/03/24
古い写真、正確には初期のデジタルカメラで撮影した写真は陳腐化が著しいところがあります。同時代にフィルムカメラで撮影していた写真をデジタイズ(フィルムをスキャンしてデータ化)した画像なら別ですが、8MBのメディアに記録していたのですから仕方がありません。それでも、少し愛着があって、全てを入れ替えるのは辛いものがあるのです。(´ー`)
1999/10/26
画像を縮小表示すれば、「粗」は目立たなくなります。50%程度に縮小してみました。^^
2022/02/14