長野県の霧ヶ峰で最初に発見された(浜栄助氏)ことからキリガミネスミレの名があります。片親であるスミレに多くの変異があるため、キリガミネスミレにも変化が多いのです。2001/04/30
やっと、山地でキリガミネスミレに出逢うことができました。場所は長野県の霧ヶ峰と言いたいところですが、近いと言えば近い、似たような環境の場所です。すぐ側でシロスミレは咲いているのですが、スミレの咲く場所までは少し距離がありますので、ちょっと迷ったのですが、どう見てもキリガミネスミレですね。ハナバチなら、この程度の距離は楽に移動するでしょう。2007/06/15
北米産のヴィオラ・ソロリア "プリセアナ" の外観が少しキリガミネスミレ風なので、誤った情報を発信しているブログが幾つかあるようです。なんとも困った話ですね。2017/07/31
高原にもスミレは咲きますが、自生数は少ないと思います。高原型のスミレは植物体全体に毛が多めであることが多く、キリガミネスミレも毛深い型が見られるようです。
一方、北海道では標高が低い場所でシロスミレが見られ、近辺にスモレも咲いていた記憶があります。可能性としては、毛の少ないキリガミネスミレの報告が多く見られそうなものですが、明記されている書籍は見つけていません。個人のwebサイトでも、(現状)自生が明記されている記事を見つけていません(補足:ちらっと、北海道と言う言葉が見られるサイトはありましたが、明記されていませんでした)。2023/02/091
(2000/04/30) Latest Update 2024/08/06 [500KB]