渋い色合いを持つ緑色の葉に白い斑が入って、気品が感じられる印象のフイリフモトスミレです。このすみれについては、花の方がおまけになっていますね。実際、花は小さく細めで、余り目立った存在ではありませんでした。
どこかで見たような記憶があると思っていたのですが、やっと、情報が脳内で繋がった結果、それは西和賀で観察したフイリミヤマスミレの記憶でした。今、思い出しても感激が蘇ってしまいます。すみれの可憐さって、対象は花ばかりではないのです。さて、タイミングの問題だと思いますが、いろいろな角度から撮影できておらず、ちょっと反省しています。遠くの空に雨雲が見えていた頃でした。