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ニオイタチツボスミレ 進む→
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 散歩圏に咲くすみれは種類も個体数も余り多くありません。今は、できるだけ、出歩かないことにしており、今月撮影した「自生のすみれ」写真ストックは、このニオイタチツボスミレが最後になりました。ある小雨降る日の夕方に見かけて、後の晴れた日にカメラを持って出向いてみたのですが、咲いていたのは一輪だけでした。周辺の様子を見ますと、最後の一輪だったかも知れません。
 現在地に越して来てから四半世紀になりますが、当時、ニオイタチツボスミレやアカネスミレがそこいらじゅうに咲いていました。現在は、辛うじて生き残っているという状況です。新興住宅地の悲劇でしょう。なにしろ、1,500戸程度の住宅が新たに建造されたはずで、計画戸数である2,300戸に沿って、未だに増え続けているのです。隣接する新興住宅地の計画戸数は6,000戸だとか。森だった痕跡も残らないかも。
 住宅地の話題になりましたが、世帯構成人数が平均3人として、近隣で2万人以上増える計算になりますね。

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