サンインスミレサイシン [スミレサイシンの変種] (山陰菫辛細)
サンインスミレサイシン
広島県庄原市 2007年4月27日
サンインスミレサイシン サンインスミレサイシン
サンインスミレサイシン サンインスミレサイシン
広島県庄原市 2007年4月27日
分類 スミレサイシン類
学名 基本種 スミレサイシン Viola vaginata Maxim. Published in: Bull. Acad. Imp. Sci. Saint-Petersbourg 23: 324 (1877)
変種 サンインスミレサイシン Viola vaginata var. satomii F.Maek. et T.Hashim., nom. nud. Published in: Violets Jap.: 7 (1963)
品種
シロバナスミレサイシン Viola vaginata f. albiflora Honda Published in: Nom. Pl. Jap. ed. emend.: 389 (1957)
ウスジロスミレサイシン Viola vaginata f. albescens Sugim. Published in: Keys Herb. Pl. Jap. 1: 355 & 736 (1965)
オトメスミレサイシン Viola vaginata f. purpureocalcarata H.Igarashi Published in: J. Jap. Bot. 75(3): 186 (2000)
異名 サンインスミレサイシン Viola vaginata f. satomii (F.Maek. et Hashimoto) E.Hama, nom. nud.
由来 vaginata : 鞘状の、鞘になった
外語一般名
茎の形態 無茎種
生育環境 山地のやや暗く湿り気味の林下、林縁に見られる。
分布 国内 北陸地方以西、主に山陰地方に分布する。
海外 日本固有種。
補足
花の特徴 形状 ソフトな大輪。側弁の基部は無毛。
独特の淡い紫色の花で、唇弁に紫条が入る。中央部が白く抜けるものが多い。
太くて短い。
花期 比較的早い(4~5月)。
花柱 少し尖ったカマキリの頭形。
芳香 芳香を放つ個体と、無香の個体が報告されている。
補足 白い花を持つ型があり、シロバナサンインスミレサイシンと表現することがある。
葉の特徴 形状 先の尖った大きな心形。基本種よりも細め。
表面は明るい緑色、裏面は淡紫色を帯びるものも見られる。
補足 花期には両端から巻いており、開花とともに少しずつ展開する。
種の特徴 形状 大粒。涙滴形(膨らんだ楕円形)。
黄土色。
補足 一般に発芽率は低いとされる。
根の特徴 根茎が太い。
絶滅危惧情報
基準標本
染色体数 2n=24
参考情報
その他 スミレサイシンとの違いは、葉の先端がさらに尖っているという程度である。
 葉の形質の違いは母種と連続しており、中間的な個体も多いとされます。実際、葉が細長くて先が尖り、花も小さめかなぁと感じた以外には、特に大きな違いは感じませんでした。でも、独特の淡い群青色が花弁全体に拡がっていて、花がたくさん集まると、不思議な青さを感じさせます。もう帰ろうと山道を引き返した時、ふと崖の方を見たら、サンインスミレサイシンがブーケのように咲いていました。この日の最後のプレゼントでした。
2007/05/10


徒然草

 (2007/05/08) Latest Update 2021/09/08 [280KB]

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