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 すみれの季節を終えて、過去のデータ整理を始めました。今年は余り出掛けることもできなかったので、時間はたっぷりあります。フィルムカメラを併用していた頃のフィルムをデジタイズする地味な作業を開始しました。でも、その頃の感覚が蘇ってきて、なかなか楽しいかも知れません。
 これは群馬県でたまたま出逢った魅力的なスミレです。上弁2枚に絵筆で軽く引いたような白い筋が入っています。確認した範囲では、このエリアの個体群にはこのような白い筋が例外なく入っていました。相当広い範囲で見られたので、形質が安定しているのかも知れないと、この日以降、この場所に数回来てみたのです。花が終わっていた1回を除き、この形質が引き継がれているのを確認しました。何年経っても消えないということは、遺伝的に優勢なのかも知れませんね。
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