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ヒバントゥス・コミュニス 進む→
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 特徴のあるヒバントゥス・コミュニスの花をアップにしてみました。ご覧の通り、唇弁が極端に大きくて、上部に小さな上弁らしき姿が二つ見えます。実は、分解してみると、更に小さい花びらの痕跡があって、五弁花であることが分かるのです。一日花なので、午後になると花びらが左右から丸まって、ついには筒状に巻き上がってしまいます。萼片や木肌に白い微毛が密に生えていますね。
 もう少し花柄が長ければすみれの雰囲気が出ようというものですが、さて、こんな雰囲気の花木をどこかで見たような…。あ、植物園で見た「ハンカチの木(ミズキ科)」が少し似ています。まぁ、大きさがかなり違うので、アップで見て初めて気が付きました。
 カナ標記でヒバントゥス・コミュニスと表記していますが、読みの問題ですので、ヒバンサス・コムニスとかヒバンツス・コムニスというカナ表記もあるようです。これは仕方がありません。
 室内に置いたままにしている鉢では花の付きが良くないようです。植物って、太陽や雨だけでなく、風も重要なのではないかと、いつも思うのです。
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