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 交雑種が続いています。こちらはスミレとヒゴスミレの組み合わせですね。トミオカスミレと同様、鈴木吉五郎氏WHO!の交配として有名になりました。ただ、自然交雑種としても比較的よく見られるそうです。
 以前は「人工交配種」と「自然交雑種」と使い分けていました。「交配」と「交雑」は別のことなので正しいと思っていたのですが、後ろに「種」が続く場合、総じて「交雑種」とすべきらしいとの情報があったもので、全面的に書き換えを行いました。ただ、「交配種」という言葉は一般的に使われている訳ですから、余り、頑なにこだわる必要はないと感じています。
 スズキスミレは多彩な発現形があって、特に花の色合いは多彩で楽しくなります。写真の花は白が強いのですが、ヒゴスミレの白由来というよりも、白っぽいスミレを親に選んだのではないか、などと想像しています。
   染色体数がスミレとヒゴスミレでは2:1の関係になります。詳細なメカニズムを知っている訳ではないのですが、この場合、染色体数が多いスミレの影響力が色濃く出る傾向があるようです。
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