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ヴィオラ ガバナー・ヘリック 進む→
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 赤みを帯びた独特な濃紫色の花を咲かせているのはヴィオラ ガバナー・ヘリックという交雑種です。ニオイスミレ(オドラータ)と表現されることがあるようですが、交雑種を片親だけの名前で呼ぶのであれば、単にガバナー・ヘリックと呼ぶ方が素直かも知れません。
 ソロリアとニオイスミレの組み合わせですが、実は多くの名前をもらっています。名前が違うだけで同じものかというと、まぁ、違うと言って良いのかなと思います。組み合わせが同じでも発現する形質が同じとは限らず、同じに扱っては選別する意味がありません。逆に、組み合わせと外形や性質もそっくりなのに、別の名前を付けられては困ってしまいます。伝言ゲーム風に名前が変化していくってパターンもあるそうですから、グループとして 'Governor Herrick Type' として総称されることになったとか(めでたし、めでたし?)。
   希少植物や絶滅危惧種の自生地情報がブログなどに流れてしまうリスクが増えています。
ある県環境保全課のwebサイトに削除を依頼したこともあります。もし目にしたら、表現の変更を依頼してみて下さい。
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