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『春待草』 進む→
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 普通ならユリや低木を植え付けるような大きくて深いプラ鉢、その縁から、こぼれるように濃い紫色の花をのぞかせているのは『春待草』という名前をもらった交雑種です。なぜ、このような大きな鉢を選ぶのか、答はマウスを動かして2枚目の写真をご覧いただければ分かります。
 まるで、ポップコーンが弾け出すように、たくさんの葉と花を咲かせていますが、これでも早春の姿なのです。花期は極めて長くて、春一番に咲き出して、更に遅咲きのすみれたちと咲き競うような性質ですから、小さな鉢では持て余してしまいます。夏や秋には葉を更に大きくして、すみれなのか、観葉植物なのか分からないような姿に変わります。稔性はなく、花後はシイナを持ちあげるだけですが、株分けで簡単に増やすことができるようです。いつの間にか、こんな鉢が五つになって、やはり持て余しています(笑)。
 2年に一度ぐらいで植え替えをするのですが、放っておくと、少し弱ってしまうようですね。交雑種としての寿命もあるのでしょうが、これまでのところは元気で、それを感じたことがありません。
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