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 さて、こちらは岩手県、一般にフモトスミレの北限と説明されている自生地で撮影しました。ただし、もう少し北東でも自生が確認されているそうです。実は、ここは実家の隣町にある自然公園で、幼稚園の時に(バスで)遠足に行った場所でした。妙に記憶があるのですが、フモトスミレまでは覚えていません(笑)。
 葉は渋い『青鈍色』とか『錆鉄色』、『革色』と呼ばれる和風の系統で、薄い白斑が入っていますね。かわいらしい薄紅色の距を持つ白い花を、かなり赤みの強い花茎が繋いでいて、全体に独特の風貌をしています。
 記憶していたよりも遠かったという印象でした。高校(水沢高校)に通っていた頃にも、何度か出向いたはずなのですが・・・。
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