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 少し前のことですが、京都府北部海岸域の野生動植物に関する研究報告会で、京都府立大学の平井正志氏による『海浜植物イソスミレの起源と伝搬』という報告があったそうです。この中で、オオタチツボスミレとの関連について「~類縁が薄く、イソスミレとは別に進化したものと推定された」と報告されました。
 実は、日本海側で初めてイソスミレを観察した際、イソスミレはオオタチツボスミレから進化した種であると明示的に説明を受けたことがありました。書籍情報はなかったのですが、当時は外観的な類似から鵜呑みにしたものです。
 自生数減少は砂浜の後退などが主な原因とされますが、今後は保護意識の低下と、観光資源化ではないかと推察しています。
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