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 今年も購入してしまった残りの1種はフイリゲンジスミレです。シクラメンのようだと言われる特徴的な葉の紋様、裏面は濃紫色をしていますね。この種は国内に自生していないので、位置づけは外来種ということになり、国内には変種に相当するとされる淡い花色のゲンジスミレ(Viola variegata var. nipponica)が各地にポツンポツンと分布します。中国で呼ぶ「斑叶菫菜」の日本版という意味になりますね。
 フイリゲンジスミレは葉の形状が団扇のように(異様に)丸いなぁと思っていました。ところが、これは国内流通している主な園芸種の話であって、大陸には先が尖った披針形HELP!の葉を持つ個体群も多く見られるのです。身近なところで判断してはいけませんね。
 春の花であるすみれ。なぜ1月から2月に売り出すのか、不思議でした。この株は今日も元気に咲いています。花が長持ちするのでしょうね。
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