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コミヤマスミレ、ツクシスミレ 進む→
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 神戸新聞などの発信情報ですが、コミヤマスミレの分類について、「ミヤマスミレ」の仲間ではなく、「ツクシスミレ」の仲間であることが分かったというのです。えっ、本当ですか!う~ん…?
 全国の生徒が生命科学の研究成果を競う「高校生バイオサミットin鶴岡」で、小野高校(兵庫県小野市西本町)の生物部員5人がスミレのDNA解析によって従来の分類定説を覆し、上位5校に授与される環境大臣賞を受けた。県内の高校が大臣賞を受けるのは初めて。
2020/09/10

 生物部スミレ班は日本生態学会第67回全国大会(2000年3月、名古屋)でポスター発表を行い、葉緑体DNAのmatK領域の分子系統解析結果から『コミヤマスミレ、マルバスミレはツクシスミレ節に分類されるべきである』と結論づけています。確かにコミヤマスミレはミヤマスミレの仲間というには異質感があり、ツクシスミレに似て毛むくじゃらではありますが、ツクシスミレは有茎種ですよ!マルバスミレに至っては、ツクシスミレと相似するポイントを探すのに苦労しそう。目下(ただいま)、取り扱いに悩んでいるところです。
 正月間近ですが、近年、義父・実母・姉と続けて不遇に見舞われ、年賀状は用意していません。ご容赦を。

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