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ヒナスミレ

 今年はほとんど出かけることができず、撮影できたすみれたちは多くありませんので、残念ながら、撮影ストックは残りわずかになってしまいました。
 オクタマスミレを探しに出かけたエリアで撮影した、一方の親であるヒナスミレが、なかなか個性的でした。山道を歩くだけでは分かりませんが、実は、ふわふわの枯れ葉や苔などに覆われた林下一面に生育していたのです。
 もちろん、もう一方の親であるエイザンスミレも花を付けており、うまい具合にほぼ同じ割合の個体数に見えました。過去、この林下でも複数のオクタマスミレが見られたので、目を皿のようにして探し歩いてみたのですが、どうも今年は見つけることができず、はじめに見かけた路傍に咲いていた個体群だけだったのです。
 それでも、稀有な存在である自然交雑種のオクタマスミレに毎回出逢うことができるエリアがあるということは、それはそれで不思議な事態ではないかと思っています。
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 新型コロナの第5波は、なんとか収束に向かっているようですが、このままではないかも知れませんね。
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