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 例年、花の少ない時期には、昔の写真ストックや展示会で撮影させていただいたすみれたちの様子などを振り返っています。
 昨春の展示会にミドリタチツボスミレが出品されていました。山野で稀に見かける珍品の部類かも知れません。展示会への出展自体、極めて珍しいと認識しています。葉化はウィルスによる奇形、受取り方によっては病気として、概して良い印象を与えなかったのでしょう。
 植物病原細菌ファイトプラズマの研究が重ねられていましたが、花形成タンパク質に影響を及ぼして、花形成プロセスを阻害してしまう原因遺伝子ファイロジェンが発見されています。でも、興味深いことに、この発見は「緑色の花」という付加価値を与える技術、新たな園芸品種を開発できる要素と捉えられています。ポインセチアの草丈を抑える技術も同様で、どうも「奇」とか「病」という言葉は紙一重ですね。
Images  根などの器官から吸収されるホルモンも様々は影響を与えます。キッカケが何か?という問題でしょうか。
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