別の展示会の出典品から、今年3回目の登場となる人工交配種ヤクシマリュウキュウスミレです。名前が微妙なので、改めて説明しますと、両親は「ヤクシマスミレ x リュウキュウシロスミレ」とのことでした。リュウキュウコスミレの方ではありません。
上弁の縁にも紫色が滲むという性質は、展示品でも健在でした。花弁の色は真っ白ではなく、極めて薄めのベージュに見えますね。花の付き具合はとても良くて、個人的に、今年初めて目にした園芸品種ながら、お気に入りの一つになりました。ただ、このすみれの情報は決して多くありません。拙宅の棚では不完全稔性を発揮しましたが、この園芸品種の一般的性質なのか、いろいろ知りたいところです。