交雑親 |
エイザンスミレ ( 2n=20 ) Viola eizanensis (Makino) Makino
フモトスミレ ( 2n=20 ) Viola sieboldii Maxim.
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学名 |
Viola x eizasieboldii Sugim. ex T.Shimizu Publishued in: Wild Violets Jap. Col.: 270, t. 119; 12 & 13 (1975) Publishued in: Fl. Nagano Pref, 1506(1997)
Viola x eizasieboldii Sugim. ex T.Shimizu f. variegata Hama
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茎の形態 |
無茎種間(ミヤマスミレ類)の交雑種 |
生育環境 |
山地のやや湿り気がある林下、林縁に見られる。
両親は、生育環境が少し異なるので、観察しやすい交雑種ではないのだろうと推察している。
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分布 |
国内 |
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海外 |
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補足 |
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花の特徴 |
形状 |
小から中輪。側弁は無毛との情報があったが、実際に観察できた個体では有毛であった。 |
色 |
白っぽい色合いから淡紅紫色。紅紫色の条が多い。 |
距 |
太め、ふっくらと膨らんでいる。 |
花期 |
4月中旬~下旬。 |
花柱 |
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芳香 |
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補足 |
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葉の特徴 |
形状 |
花期の全体形状は、葉先が細く尖る卵状披針形 から楕円状披針臓形。基部は心臓形。菊葉状の切れ込み(不規則な鋸歯)が入る。 |
色 |
表面は暗緑色。裏面は紅紫色を帯びる。葉柄は紅紫色を帯びる。 |
補足 |
表面が微短毛が密生しているとの情報があるが、茨城県の個体では両面とも無毛。 |
根の特徴 |
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絶滅危惧情報 |
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基準標本 |
Nagano, Minamisaku-gun, Minamimaki-mura, Mt. Iimori, 1390 m alt. (S.Ito, 15 May 1983, SHIN) |
参考情報 |
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その他 |
1926年、大村敏郎氏が浜石岳(静岡県静岡市)で見いだされたとのこと*(出典:G001)
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フイリスルガキクバスミレの場合、1973年5月、スミレ研究家の神山隆之氏が栃木県今市市で見いだしたとされる。
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