アオイスミレは早春を代表するすみれです。今年はとてもたくさん咲いていました。どちらかというと、渓流沿いのような湿度の高い場所を好み、余り標高の高いところでは見かけないすみれなのですが、頂上に近いところまで分布していました（まぁ、頂上と言っても670m程度ですから、そんなに高い訳ではありません）。かなり白っぽいアオイスミレも見受けられました。 　この日に花が見られたのは、ノジスミレ、アオイスミレ、タチツボスミレ、マルバスミレ、アオイスミレ、タカオスミレ、オカスミレ、エイザンスミレ、ニオイタチツボスミレ、ヒメスミレでした。もう少しで咲きそうというのはナガバノスミレサイシン、ヒカゲスミレ、ヒナスミレというところです。昨年より2週間以上の大幅な遅れです。寒く、日照不十分というところなのでしょうが、これほどの影響が出るとは想定していませんでした。