←戻る
次へ進む→
ヒラツカスミレ「くれない」 進む→
次へ進む→
 ヒラツカスミレの交配から生まれた紅色の強い選別品種で、ヒラツカスミレ「くれない」という流通名で呼ばれています。
 あるすみれ仲間の話では、稔性があり、そのタネを播種してみたところ、多彩な発現が見られたそうです。つまり、同じものだけでなく、多彩な変化が見られたらしく、例のメンデルの遺伝法則の第二「分離の法則」が準用された感じですね。趣味の者としては、それはそれでおもしろいと思ってしまうのですが、量産ビジネスを想定すれば、遺伝的に固定していた方が嬉しい訳です。市場に出まわってから既に久しく、今頃はもう固定化が進んでいるのでしょうね。
 ベニバナナンザンスミレを片親とした系列によく似た姿のハイブリッドがあります。展示会のような場で、それらが並ぶこともありますが、相互の違いがよく分からなかった経験があるのです。
ページのトップへ戻る