←戻る 戻る→ ツルタチツボスミレ
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 なんとか、ツルタチツボスミレを観察したいと思っていました。場所を正確に把握できないのは、いつものことながら、標高が高く、花期も微妙な遠隔地に簡単に出掛ける訳にもいかず、むなしく時間ばかりが過ぎていたのです。
 詳しく説明しませんが、運の良い出逢いがあって、雨を覚悟で、今年二度目の広島へ飛びました。そこには繊細な印象のきれいな花が咲いていたのです。葉に比して花の数は多いとは言えません。一面に拡がる小さめの葉は、基部が切形か、浅い心形で、ケイリュウタチツボスミレに近い印象があります。スッと伸びた白い距と、細長い蕾が記憶に残りました。心から出掛けて良かったと思います。 音声ON 音声OFF
 枯れ葉の上に露出した匍匐する茎で繋がり、要所で髭根を浅く下ろす姿は、オリヅルスミレのストロンを連想させます。
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