長かった夏が終わったと思った途端、薄手の上着では出歩けなくなってきました。亜熱帯域の亜低木であるポンバリア・コミュニスですが、日本で迎える灼熱の夏には絶えられず、一時的に活動を抑止して、この期間は花を咲かせることがありません。
冬場は、運が良ければ越冬できますが、一般には枯死してしまいますので、室内に取り込みます。今年、ついつい、7月初旬まで室内で育ててしまいました。秋の気配が漂ってから、改めて花が咲くようになりましたが、霜が降りる前には室内に戻しますので、今年は、結果的に室内にいる期間の方が長いことになりますね。長く観察したところ、実生三年目ともなると、葉が小さくなり、花数も減ってしまう性質です。