シコクスミレ 四国菫
シコクスミレ
東京都西多摩郡 2008年4月29日 alt.=1,020m
シコクスミレ シコクスミレ
シコクスミレ シコクスミレ
シコクスミレ シコクスミレ

東京都西多摩郡 2008年4月29日


分類 スミレサイシン類
茎の形態 無茎
生育環境 太平洋側の標高の高いところにあるブナ林下。
分布 埼玉県以西の本州の太平洋側と四国、九州に分布している。
花の特徴 [ 形状 ] 中輪(1.5cm前後)。花弁はやや細め。萼片の付属体はギザギザしている。
[ 色味 ] 白色の花弁に赤紫色の条がしっかり入る。花茎には赤味がある。
[ 距 ] 白色で太く短い。
[ 芳香 ] 微香がある。
[ 花期 ] 普通。
[ 他 ] 芳香を出すもの、側弁が下がるもの、側弁に毛が見られるものもあるとされる。
葉の特徴 [ 形状 ] 先が尖った卵形で、基部は深い心形。葉脈が凹んで目立つ。
[ 色味 ] 両面とも柔らかく明るい緑色。裏面は白っぽいとされるが、実際は淡緑色。
[ 他 ] 鋸歯は緩やかに大きく波状。咲き始めに、基部は巻いていることが多い。
裏面の葉脈には細かくて白い微毛が蜜に生えている。
学名
シコクスミレ Viola shikokiana Makino
染色体数 2n=24
基準標本 高知県鳥形山および大豊町立川 1902 牧野富太郎
その他 植物分類学の言葉で「そはやき(襲速紀)要素」と呼ばれる代表的植物とされる暖帯系植物である。地理的にはそはやき要素の帯の末端に当たる。
地下茎から匍匐茎を出して増殖する性質があり、群落を形成する。

 自生地でトレッキングをされる方は時々見掛けるすみれなのだそうですが、なかなか出逢うことができないまま、時間が経過していました。もしかしたら、葉には出逢っていたのではないかと思うのですが・・・。この日、的を一点に絞って、情報をかき集めて出掛けてみました。
 目的地に到達するのに存外時間を要して、やっと白い花を見掛けた時には太陽が心許なくなっていましたが、運良く短い時間だけ差し込んだ陽光に喜んで、レフ版を駆使してシャッターを押していました。ファインダーに見えた唇弁の赤紫条が濃く鮮明で印象的だったのを覚えています。
 因みに、ここでは側弁の毛は見られませんでした。毛と言えば、葉裏面の葉脈の凸面に白い微毛がびっしりと生えています。とても特徴的ですね。さて、葉の裏面ですが、陽光を不思議な感じで反射するので白っぽく見えるだけで、淡緑色でした。むしろ、葉脈が紫色なので全体が少し紫を帯びて見えるかも知れません。
2008/05/01

観察記録 (分布) 北海道
書籍情報 山地
一般情報 亜高山 青森 岩手
絶滅危惧 秋田 宮城
( 未確認 ) 山形 福島
富山 新潟 群馬 栃木
山口 島根 鳥取 京都 福井 石川 長野 埼玉 茨城
長崎 佐賀 福岡 広島 岡山 兵庫 滋賀 岐阜 山梨 東京 千葉
熊本 大分 愛媛 香川 大阪 奈良 愛知 静岡 神奈川
沖縄 鹿児島 宮崎 高知 徳島 和歌山 三重

徒然草 2008/05/02 2008/12/19
2008/05/02 2008/12/19

(2008/05/01) Latest Update 2008/12/19 [500KB] 途中からアクセスされた方はをクリック!