交雑親 | ||
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学名 |
Viola x sp.
Viola chaerophylloides (Regal) W. Becker var. sieboldiana (Maxim.) Makino x V. phalacrocarpa Maxim. Published in Wild Violets Jap. Col.: 258, t. 110; 10-20 (1975) |
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茎の形態 | 無茎種間(ミヤマスミレ類)の交雑種 | |
生育環境 | 佐藤武之氏の「阿蘇の野の花Ⅱ」に『山裾の萱野に咲く』との記載がある。 | |
分布 | 国内 | 熊本県周辺、兵庫県、関東などで観察されている(【国内水平分布】参照)。 |
海外 | ||
補足 | 両親が近接分布するエリアに稀産する。 | |
花の特徴 | 形状 | 中輪。色合い、形状ともに、アカネスミレの特徴が出る場合が多いと見られる。 |
色 | 赤紫色、側弁の基部に毛があり、長い距は白っぽく、赤紫色の細かい斑点が目立つ。花茎や萼は茶褐色を帯びる。 | |
距 | 淡紅紫色、太め。 | |
花期 | 4月上旬~5月中旬。 | |
花柱 | 花柱の頭はカマキリの頭形に近い。 | |
芳香 | なし。 | |
補足 | 花柄には微毛がある。三木順一氏著『スミレ事典*(出典:S001) 』では、「多花性で丈夫」と説明されている。 | |
葉の特徴 | 形状 | 全体形状として、葉先が細い卵状披針形または楕円状披針形の菊葉構造。浜栄助氏は「所々に浅裂やかなり中裂の入った不規則な鋸歯があり、」と説明しているが、拝見した個体および写真などでは、余り不規則なイメージではない。 |
色 | 表面は緑色、裏面は淡緑色、わずかに紫色を帯びるものもあり、両面に短毛が密生するとされる。両面が緑色の個体もある。 | |
補足 | 托葉は長三角形。 | |
根の特徴 | ||
絶滅危惧情報 | ||
基準標本 | 熊本県。 | |
参考情報 | ||
その他 | 不稔。根や地下茎で増殖するとされる。 |