国内水平分布 English
フモトシハイスミレ(麓紫背菫)
フモトシハイスミレ
大分県(九重町) 2006年4月20日
フモトシハイスミレ フモトシハイスミレ
大分県(九重町) 2006年4月19日 大分県(九重町) 2006年4月20日
フモトシハイスミレ フモトシハイスミレ
大分県(九重町) 2006年4月19日 大分県(九重町) 2006年4月20日

フモトシハイスミレ フモトシハイスミレ
東京都 2005年4月2日 植栽

フモトシハイスミレ フモトシハイスミレ
フモトシハイスミレ
この自生地は分かりやすいフモトスミレと怪しい感じのシハイスミレ、交雑種たち、ヒナスミレの混生地でした
群馬県 2013年4月27日
交雑親
シハイスミレ ( 2n=24 )   フイリフモトスミレ ( 2n=24 )
シハイスミレ x フイリフモトスミレ
大分県(九重町) 2006年4月19日
フモトシハイスミレ
Viola sieboldi Maxim. x violacea Makino
フイリフモトシハイスミレ
Viola sieboldi Maxim. f. variegata (Nagasawa) F. Maekawa et Hashimoto x violacea Makino
生育環境 山地のやや湿り気がある杉林でしたが、そこに通された空が見える狭い林道沿いのみで見られたことから、それなりの日照量を要求していると見られます。
花の特徴 中輪。花色や形状は全体にシハイスミレに近いように見えましたが、やはり中間的です。色は薄めの紅色、側弁に毛があり、距HELP!が短めでした。
葉の特徴 ミツモリスミレの資料には、花時の葉は卵状披針形HELP!と記載されていますが、シハイスミレに近い三角状披針形でした。表面は明るめの緑色、裏面はシハイスミレと似た紫色で、フイリフモトスミレにそっくりの白斑があり、かつ、シハイスミレの照り葉が確認できます。無毛と見えました。
芳香性 シハイスミレは、とてもフローラルなすばらしい芳香を放っていましたが、フモトシハイスミレの方は芳香はあるのですが、どちらかと言えば軽いシソに近いような芳香でした。
参考
約50cm離れた場所 ご両親かも!   約1m離れた場所のあやしいすみれ?
シハイスミレとフイリフモトスミレ x フィリフモトスミレ?
一番大きな株から約50cm離れた場所の様子   フイリフモトスミレ?(白い花ですね)
その他 近隣で複数の個体を確認しました。この交雑が多頻度で発生しているというより、同じ莢から出たタネが蟻などによって2m程度運ばれたと考えた方が自然だと思います。
 フイリフモトスミレとマキノスミレの自然交雑種は、採取地(長野県木曽郡の三ツ森山)からミツモリスミレとされました。マキノスミレはシハイスミレの変種ですから、フイリフモトスミレとシハイスミレの組み合わせをミツモリスミレとしても良いかと思いますが、幾つかの図鑑やwebサイトで見ることができるミツモリスミレの姿はマキノスミレにとても近く、写真の個体とは雰囲気が違います。フイリフモトスミレとシハイスミレの自然交雑種をフモトシハイスミレと表現する例が多くありましたので、これを採用しました。
 今回の一方の親と見られるシハイスミレは、葉が大きく、表面がツヤツヤした個体でした。フイリフモトスミレの方は、花の大きさや葉の様子に幾つかのパターンがありましたが、近くで咲いていた個体の方と似ていたので、問題はないと思っています。
2006/04/23
 混生地のマキノスミレとシハイスミレは見極めが付かないのは仕方がないところです。そんなマキノスミレっぽいシハイスミレ、フモトスミレ、それからヒナスミレの混生地に足を運ぶことができました。この3種なら、それぞれに見分けが付くつもりでしたが、これがなかなか・・・。地元の方は遺伝子の融合があったのではないかという主旨の想定をしていました。ミツモリスミレ、フモトシハイスミレには不完全ながら稔性があるとされています。それなら、戻し交雑も含めて、シハイスミレからフモトスミレに至る多段階の交雑種があってもおかしくありません。ただし、あくまで想定の話に過ぎません。それから、ヒナスミレが絡んでいるのかは判然としません。
2013/05/07

徒然草 2006/04/23 2013/05/08      
2006/04/23 2013/05/08      
(2006/04/23) Latest Update 2017/02/28 [610KB]
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