キソスミレ (木曽菫) [別名:ヤマベスミレ]
キソスミレ(白花変種)
キソスミレ(白花変種) キソスミレ(白花変種)
東京都 2014年3月31日 植栽(白花変種)
交雑親
スミレ
スミレ ( 2n=48 )
Viola mandshurica W. Becker
ゲンジスミレ
ゲンジスミレ ( 2n=24 )
Viola variegata Fisch. ex Ging. var. nipponica Makino
学名 基本種 キソスミレ Viola x kisoana Nakai Published in B. M. T. 42: 559 (1928)
変種
品種
異名
由来
外語一般名
茎の形態 無茎種間(ミヤマスミレ類)の交雑種
生育環境 両親ともに明るい山地に自生するすみれである。
分布 国内
海外
補足
花の特徴 形状 中輪。側弁は有毛。
濃紫色が多い*(出典:N004) が、変異があるという。
花期 4月中旬~5月下旬。
花柱
芳香
補足
葉の特徴 形状 両親の中間的な形状(卵状または超楕円状披針形HELP!)。裏面はゲンジスミレ由来の暗紫色であることが多いとされる。
【注】白花品は裏面も明るい緑色。
通常、葉の表面には白斑があり、裏面は紫色*(出典:N004)
補足
根の特徴 古い根は褐色と白のモザイク状。*(出典:N004)
絶滅危惧情報
基準標本 長野県、木曽御岳 (by H.Koidzumi)。木曽郡上松町(by Yokouchi)
染色体数
参考情報
その他 命名は長野県の木曽地方で発見されたことに由来する。1924年、横内斎氏が木曽上松町で初採した。*(出典:N004)
写真で拝見した個体は植物体全体に微毛が多かったが、展示会で拝見した個体はそうでもない。
 困ったことに、展示会でやっと出逢ったキソスミレは白花変種でした。書籍で知っていた特徴がしっかり出ているとは言えないようです。まぁ、そのうち、自然環境で出逢いがあるのではないかと期待しています。
2015/01/21

 良く似た白い個体が通販サイトで「白花斑入キソスミレ」として販売されています。販売目的ですから、特徴が分かり易いネーミングが大事ということで理解すべきと思います。
 スミレの品種とされるニシキスミレと、ゲンジスミレの母種とされる外来種フイリゲンジスミレの組み合わせになりますと「トミオカスミレ(富岡菫)」という人工交配種と呼ばれることになります。
2023/01/28


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 (2014/04/04) Latest Update 2023/08/02 [185KB]

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