戻る→ ←戻る ヒゴスミレ 進む→ 進む→

 時々、思い出したように目の前に現れるすみれの一つです。全体に個体数が少ないのでしょうが、見つかる時も、一つとか二つ、ポツンと出現する傾向があります。その上、花をつける気配が全く無かったり、花がショボくれていたり、整った花を咲かせている個体に巡り会うことが少ないというオマケ付きです。
 今年、群馬県でとても美しく整った花に出逢いました。植物体全体の姿もスッキリしています。でも、すみれ仲間の意見は「園芸種だよね」で一致しました。ヒゴスミレという名前で、丸く整った花を咲かせるすみれが流通しています。個人的には園芸種であろうと野生であろうと可憐な花が好きですが、やはり山の中で出逢うすみれは園芸種であって欲しくないという気持ちは良くわかります。

 久しぶりに大学の階段教室で講義を受ける機会(東邦大学理学部の公開講座)がありました。すぐ、眠くなりました(笑)。でも、マニアックでおもしろかったですよ。
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