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 濃紫色のスミレの横に、こんなスミレも咲いていました。雨が降って色が褪せたのではなくて、もともとグラデーション仕様の花びらなのです。不思議なものですね。
 しっかり観察すると、花びらの色合いだけでなく、大きさや形状も違っています。濃紫色の方は上弁が丸くて大きい割に、唇弁が極端に小さく、横長イメージの面持ちをしています。一方、グラデーションの方は上弁も側弁も細め、後方に反り返り気味の上弁と唇弁は同じぐらいの大きさで、全体に縦長イメージの面持ちをしています。葉の様子も異なるようで、濃紫色の方はスミレにしては幅広系です。一方、グラデーションの方はかなり細長い形状でした。一歩程度の距離で隣り合いながら多くの株が花を付けていて、これだけ違いがあるのは理不尽ではないかと思います。(^^*)
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