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 元気そうな濃い紫色のスミレが咲いていました。ここは湯布の町(大分県)を過ぎて山道に向かい、絶好調で走った「やまなみハイウェイ」の路傍です。車の中から路傍のすみれたちを見つけるのは、すみれフリークならではの必殺技。もちろん、運転は安全第一です。
 同行していた母親に言わせますと、生きていた頃の親父は、山や植物の様子でキノコが生えている場所の目星を付けていたそうです。どうやら、放蕩息子も似たようなことを口走ったらしくて、笑われてしまいました。蛇足ながら、その親父は「定年退職したら旅行に連れていく」という空手形ばかりを何度も振り出していたらしく、この旅行は息子が代理履行するようなもの。すみれを追いかけてばかりはいられないのでした。
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