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 もう一度お届けしたい臨海エリアのスミレをもって、前後半の二部構成になった北海道産すみれのお話は終わりにします。前に登場したスミレとは別の場所ですが、やはり、海岸の砂浜まで十歩程度の草地に咲いていました。元来であればアナマスミレ、場合によってはイソスミレ等が優位性を発揮する環境ですね。
 さて、そのイソスミレも観察できる可能性があったのですが、最終日、時間の制約があって、道東では珍しいと言われる自生地を詰めきることができませんでした。チシマウスバスミレは葉だけ観察できました。前半、低温で諦めたフギレオオバキスミレ、後半、距離的に計画段階で諦めたアポイ岳のすみれたち…。すみれの旅では出向いていない道央を含めて、まだまだ通いたい北海道です。
 蒸し暑さが増して、さすがにすみれのシーズンは終わろうとしています。ここからは夏に強いタチスミレや高山の黄色いすみれたちを残すのみですね。
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