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 南谷忠志先生WHO!が、改めて乾燥標本を作るために採集され、根洗いを済ませたヒュウガスミレの充実株を撮影させていただきました。写真の根をよく観察しますと、地下茎または根から不定芽を出して増えていることが分かります。先生は高等学校教諭を長く務める傍ら、南九州を中心に植物研究を続け、宮崎県総合博物館学芸課長、副館長を歴任、宮崎植物研究会会長等を務められた植物研究家です。植物地理・分類学会賞(2000)や日本植物分類学会賞(2005)など、数々の受賞歴を持たれており、私は植物分類学者でいらっしゃると認識しています。やはり、植物に対するアプローチがいろいろ異なるのですが、先生の許可をいただいて、花粉稔性HELP!を簡易検査された際の顕微鏡画像をヒュウガスミレのページからリンクしています。
 お話を伺いますと、南九州や四国のミツバツツジ類に特に興味を持たれており、今年も天候と相談しながら、あちこちと観察行脚をされる予定とのことでした。
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