初日は都市部に宿泊したため、移動に時間を要するのかと懸念したのですが、市街地を抜けると信号で停まる回数も減り、移動時間が大幅に短縮できてしまいます。ここは予定外に遠回りをして、ゆったりした森林公園に足を運びました。
結果として、初日に観察できた沿岸部の原生花園付近や、三日目の山岳部とは違う環境を歩いてみることができました。多くの山野草を見ることができましたが、すみれに関する限りはエゾノタチツボスミレとニョイスミレだけです。
この地のニョイスミレは草丈が高く、かつ、しっかり立ち上がっています。亜高山帯で見られる変異に似ており、同時に、以前、道東で見たニョイスミレに似ているなぁと思いました。一報で、多くの点で道東とは様子が違っていて、面食らっています。