フイリゲンジスミレ (斑入源氏菫) - Viola variegata -
- シロバナフイリゲンジスミレ [俗] (白花斑入源氏菫)
- ゲンジスミレ (源氏菫)
東京都 2005年4月2日 植栽
東京都 2005年4月8日 植栽 白花変種
千葉県 2013年1月29日 植栽
分類 |
ミヤマスミレ類 |
学名 |
基本種 |
フイリゲンジスミレ Viola variegata Fischer ex Link Published in: Enum. Hort. Berol. Alt. 1: 240. (1821) |
変種 |
ゲンジスミレ Viola variegata Fischer ex Link var. nipponica Makino Published in: B. M. T. 16: 159 (1902)
ミドリゲンジスミレ Viola variegata Fischer ex Link var. nipponica Makino f. viridis (Kitag.) Kitag.
|
品種 |
シロバナフイリゲンジスミレ Viola variegata sp. |
異名 |
Viola koreana 'Syletta'、V. coreana |
由来 |
variegata : 斑紋がある、斑入りの、 nipponica : 日本の |
外語一般名 |
【中】班葉堇菜、斑叶堇菜、【韓】알록제비꽃、【英】Cyclamen leaf Violet, Variegated leaf Violet |
茎の形態 |
無茎種 |
生育環境 |
陽当たりの良い乾燥気味の斜面、落葉樹林下などに見られる。 |
分布 |
国内 |
|
海外 |
中国、朝鮮、シベリア等で見られ、更に数種の変種および品種が知られる。 |
補足 |
|
花の特徴 |
形状 |
中輪。側弁の基部は有毛。 |
色 |
淡い紅紫で、裏面の方が色が濃い。各花弁に紫条が入る。 |
距 |
太い円筒形。 |
花期 |
比較的早い。 |
花柱 |
|
芳香 |
|
補足 |
花茎が短め。花茎には微毛が密生する。 |
葉の特徴 |
形状 |
卵型から円形で基部は心形。 |
色 |
表面は暗い緑色から暗褐色、裏面は紫色を帯びる(淡い緑色の個体も見られる)。 |
補足 |
葉脈に沿った白斑がある。 |
種の特徴 |
形状 |
倒卵形。小粒。 |
色 |
淡い茶褐色。 |
補足 |
果実は小さめ。濃い赤紫色(ほぼ茶褐色)で、白い微毛が密生している。 |
根の特徴 |
|
絶滅危惧情報 |
|
基準標本 |
シベリア(イルクーツク地方), 1830 by Nikolai Turczaninow(ロシアの植物学者) |
染色体数 |
2n=24 |
参考情報 |
|
その他 |
日本に分布するゲンジスミレの母種に当たるとされるが、各部の違いが著しい。
欧州でシクラメン・リーフ・バイオレットという呼び名が通るとのこと。
|
大韓民国(1996発行)Wild Flower KRW150
* (総務省|郵政事業サイトより)
|