交雑親 サクラスミレ ( 2n=24 )Viola hirtipes S. Moore シロスミレ ( 2n=24 )Viola patrinii DC. ex Ging. 学名 Viola x sp. Viola hirtipes S. Moore x V. patrinii DC. 茎の形態 無茎種間の交雑種 生育環境 両親ともに、高原の明るい山地に自生するすみれで、同じ環境で見つかる。 分布 国内 海外 補足 花の特徴 形状 サクラスミレ状に幅広の大輪。側弁に白毛が密生することが多い。 色 ほとんど白色から、青紫のぼかし、紫条がきれいに入る個体まで変化がある。上弁の裏が強い紅紫色を示すのは共通の特徴。 距 距は紅紫色を帯び、ぷっくりとした袋状。 花期 5月下旬~6月中旬。 花柱 芳香 補足 葉の特徴 形状 両親の中間的な特徴を示し、長い三角形状になる。ただし、交雑親の特徴によって変化が大きい。 色 裏面は緑色。 補足 根の特徴 絶滅危惧情報 基準標本 (不詳)鈴木才将氏が八子ヶ峰(長野県霧ヶ峰付近、1978年)で見出したとされる。 参考情報 その他 コワシミズスミレという少し変わった名前は、鈴木進氏による最初の発見地名である強清水(長野県霧ヶ峰付近、1975年)に由来するが、 実は、その個体がキリガミネスミレ(スミレ x シロスミレ)であったことが、後になって判明したというエピソードが知られている。不稔。