肖像権に抵触するコンテンツはマズイので、ついつい人の少ない部分ばかりです(笑)
高尾山薬王院の参道の一部、巨木が居並ぶ杉並木になっています(樹齢約700年レベルの巨木もあるそうです)。
登り坂の右側にずらっと並んでいる板は「杉苗奉納の芳名板」で、念願成就の対する感謝と御礼を、苗木を奉納する形式で行う習慣があったそうです(現在、実際にはお金で納める方法になっています)。
薬王院の山門へ向かう途中に「男坂」、「女坂」と呼ばれる二股に分かれた坂があります。直線的に急角度で昇る「男坂」と、緩やかに迂回する「女坂」という訳です。
まぁ、のんびり「女坂」を行くことにしました。すると、坂の上から下りてきた明るい白人女性が、道行く人に何かを尋ねているようです。例によって、日本人は揃って知らん顔で通り過ぎるのですが、どうやら「オンナザカ?!」と地面を指して尋ねているようなので、「女坂だよ!」と答えてあげたら、ニコッとして手を降ってくれました。日本語で話せばいいんですよね、ここは日本なんだから。第一、彼女は日本語で質問をしているつもりなのだし(笑)。
軽登山スタイルの方がいる一方で、稀にヒールの女性も歩いています。目的の違いですから仕方ないのでしょう。でも、薬王院を抜けて頂上まで行くと多くの方は引き返しますが、こちらの目的は頂上を過ぎてから始まるのです。
(2017/05/20) Latest Update 2024/08/06 [840KB]