アマミスミレ (奄美菫)
アマミスミレ
アマミスミレ アマミスミレ
アマミスミレ アマミスミレ
神奈川県 2006年3月24日 植栽
 すみれ展で撮影させていただきました。栽培の上手な方の作品であるらしく、とても豊かな株立ちになっています。
 日本で最も小型のすみれの一つに数えられるでしょう。大きさではコケスミレと良い勝負ではないかと思われますが、コケスミレは有茎種であるニョイスミレの仲間です。ちょっと見た感じはよく似ていますので、アマミスミレが無茎種とは思いませんでした。後になって写真で確認するという無様なことになりましたが、確かに立ち上がった茎は見えないようです。(^.^;
2007/01/21


アマミスミレ アマミスミレ
アマミスミレ
神奈川県 2008年3月23日 植栽

アマミスミレ アマミスミレ
東京都 2014年3月31日 植栽
分類 ミヤマスミレ類、渓流沿い植物(rheophyte)HELP!
学名 基本種 Viola amamiana Hatusima Published in: Sci. Rep. Yokosuka City Mus., no. 15:13. (1969)
変種
品種
異名
由来 amamiana : 奄美産の
外語一般名
茎の形態 無茎種
生育環境 限定河川中流域の渓流、滝下などの水しぶきが掛かる岩場で、しばしば密生する。
分布 国内 奄美大島、沖縄本島北部(やんばる)の渓流のみに分布する。
海外
補足 学術資料で奄美大島の固有種と説明されることもあるが、沖縄本島北部に余り開花しない群落が存在する。
花の特徴 形状 小輪(1cm程度)。上弁が大きく、唇弁は極めて小さい。側弁は無毛。
白花で、主に唇弁と側弁に赤紫条が入る。花心部は黄緑色。
小さくて丸い。
花期 遅め(4月末から5月)。
花柱 カマキリの頭形(虫頭形)で、突き出す。
芳香
補足 花茎や萼片に毛が生える。萼片の付属体が独特の形状をしている。
葉の特徴 形状 極めて小さい卵形または卵状楕円形で、先端は鈍頭、基部は切型または楔型。
鋸歯HELP!はゆるやかで少ない。葉脈が立体的な凹凸状になる傾向がある。
濃いめの緑色。裏面は若干白っぽい緑色。
補足 常緑。縁に白い微毛が見られるものがある。葉が地面に接するように多く展開する(ロゼットHELP!状)。
種の特徴 形状 倒卵形。へその方へ尖る。中粒。
種子:淡褐色。光沢がある。
補足 発芽率は高いとされる。
根の特徴
絶滅危惧情報 環境省【絶滅危惧IA類(CR)】 HELP!、鹿児島県:絶滅危惧Ⅰ類
基準標本
奄美大島(鹿児島)初島住彦氏採集 (1969)、横須賀市自然・人文博物館収蔵
奄美大島(鹿児島)迫、佐藤、新城氏採集(1964)、住用川上流の苔むした岩だらけの土手。
染色体数 2n=22 (Shiuchi, T., 2000, Bulletin of the Botanic Gardens of Toyama)
参考情報
琉球産スミレ属の一品種 初島住彦(鹿児島大学農学部)
その他 細い根茎を伸ばして、密に分岐した先に新芽を形成して殖える性質がある。草丈3~5cm程度。
ダム建設などにより、自生地の多くが失われた。沖縄本島の自生地では、光量不足なのか、滅多に花が咲かないと聞く。

アマミスミレ
アマミスミレ アマミスミレ
アマミスミレ アマミスミレ
神奈川県 2010年3月19日 植栽

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 (2006/03/25) Latest Update 2022/03/28 [595KB]

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