戻る→ ←戻る マルバスミレ 進む→ 進む→

 夏に全体の姿を変えてしまうすみれがあります。イブキスミレはその典型でしょう。それほどでなくても、夏に葉をかなり大きくする種があります。マルバスミレやナガバノスミレサイシンは相当大きくなります。
 写真はマルバスミレです。例によって撮影者の指で大きさを示そうとしていますが、概ね、大人の女性の掌(てのひら)程度の大きさはありました。春に花を咲かせた個体でしょう。この根元には、今年のタネから育った二世たちが大量に育っていましたが、夏葉は、まるで子供たちを直射日光から守る日傘のようでした。
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