国内水平分布 English
マルバスミレ (丸(円)葉菫) [別名:ケマルバスミレ]
ヒゲケマルバスミレ (髭毛丸(円)葉菫)
マルバスミレ
熊本県(阿蘇くじゅう国立公園) 2009年4月16日
マルバスミレ マルバスミレ
群馬県渋川市(旧赤城村) 2003年5月4日
マルバスミレ マルバスミレ
千葉県千葉市 2010年4月10日
分類 ミヤマスミレ類(葉緑体DNAの分子系統解析では再検討が必要とされる)
学名 基本種 マルバスミレ Viola Keiskei Miquel
品種
ヒゲケマルバスミレ Viola keiskei f. barbata Hiyama ex F. Maekawa
モモバナマルバスミレ Viola keiskei sp.
変種  
異名 マルバスミレ(ケマルバスミレ) Viola Keiskei Miquel var. glabra (Makino) W. Becker
由来 Viola keiskei : 人名に由来する 伊藤圭介WHO! (1803-1901) 植物分類学者
外国語名 【韓】 잔털제비꽃
茎の形態 無茎種
生育環境 半日陰から向陽地の乾燥した土手、崩れやすい土の斜面に多い。
分布 国内 青森県から屋久島まで分布する。太平洋側の内陸部に多い。
海外 朝鮮半島。
補足 西日本では自生数が比較的少ないとされる。
花の特徴 形状 中輪(2cm内外)。全体にバランスの良い丸形。通常、側弁に有毛(稀に無毛)。
白色で唇弁に紫条が入る。
中央部が黄色を帯びる型が見られる。九州で淡紅色の花を咲かせる型が見られる。
淡い桃色または紅色の条が入ることがある。
距には紫色の細かい班が見られる。
花期 4~5月。
花柱 カマキリの頭形で張り出している。
芳香 なし。
花弁の縁が波打つことがある。萼片は長楕円状披針形、歯牙が見られる。
葉の特徴 形状 全体に丸い心形から卵形で、基部は心形。鈍頭だが、花後は尖ってくる。
表面は緑色、裏面は淡い緑色。
基本的には両面に毛が密生する。夏葉は大きくなる。
種の特徴 形状 広倒卵形。中粒。
種子:艶のある黒色または暗灰褐色、種枕:淡褐白色。
種子数は多め。へそに種枕が残る。
根の特徴 太くて白め。
絶滅危惧 ケマルバスミレ:京都府:絶滅危惧Ⅰ類、鳥取県:絶滅危惧Ⅱ類
マルバスミレ:山形県:絶滅危惧Ⅰ類、新潟県:地域個体群、富山県:絶滅危惧Ⅱ類、福井県:絶滅危惧Ⅰ類、京都府:絶滅危惧Ⅰ類、長崎県:絶滅危惧Ⅰ類、鹿児島県:準絶滅危惧種
基準標本 高知県横倉山 牧野富太郎博士WHO!
染色体数 2n=24
その他 パイオニア植物HELP!と呼ばれる。
ケマルバスミレという和名が使われたことがある。毛の少ない型をマルバスミレ、多い型をケマルバスミレと分けた訳だが、無毛品が極めて稀であり、また植物体における毛の有無は個体差と見なされたため、マルバスミレに統合する考えが主流となった。
通常、側弁は無毛だが、時に毛があり、これにヒゲケマルバスミレと名付けたという。
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マルバスミレ マルバスミレ
熊本県(高森町) 2006年4月21日  側弁に毛がある 
マルバスミレ マルバスミレ
東京都(奥多摩) 2009年4月26日 中央部が黄色を帯びる 栃木県日光市 2009年5月2日

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マルバスミレ マルバスミレ
千葉県八千代市 1999年4月17日
基本的には白い花弁です

でも、稀ですが、

少しピンク掛かった花弁も見られます

花茎も少し赤めですね
マルバスミレ
群馬県高崎市(旧群馬郡) 2003年4月19日
マルバスミレ マルバスミレ
千葉県八千代市 2003年5月2日 熊本県阿蘇郡 2009年4月17日
マルバスミレ マルバスミレ
マルバスミレ マルバスミレ
千葉県千葉市 2009年11月23日

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マルバスミレ マルバスミレ
広島県西城町 2007年4月27日  花弁が細め 

 撮影から3年以上経過しています。撮影時点のメモにマルバスミレと記載していたのですが、花弁が細い、花茎が長い、葉の基部が浅い等々、独特な姿なので対処に困っていたのです。それでも、全体の印象はマルバスミレですので、覚悟を決めて掲載しました。
2010/11/23

マルバスミレ
マルバスミレ マルバスミレ
神奈川県 2008年3月23日 植栽(白変種)

マルバスミレ マルバスミレ
神奈川県 2011年3月21日 (ケナシマルバスミレと説明されていた)

マルバスミレ マルバスミレ
神奈川県(箱根) 2011年4月24日
マルバスミレ  自然環境の中で、初めて見た中輪の白いスミレがマルバスミレです。フモトスミレを先に見ていますが、花が小さくてイメージが弱かったのでしょう。

→ 葉の緑色は花色にマッチしたきれいな緑色。初めて見つけた時の印象が鮮烈でした。夏葉はとても大きくなります。
← 秋に実生から育ったと思われる株が見られましたが、とても大きな株になっていました。
マルバスミレの葉
 崩れた斜面、開かれたばかりの山道に咲くパイオニア植物で、時間経過により、他の植物が繁茂し始めると姿を消していきます。

マルバスミレ
栃木県日光市 2009年5月2日
 葉の毛が分かりやすいようにアップにしてみました。このような個体が多いようですが、余り気にならない場合もあります。毛深い方と、そうでない方の違い程度の認識で良いケースではないかと思います。
 橋本保WHO!氏は著書の「日本のスミレ」で「マルバスミレとケマルバスミレを分けることは、ほとんど無意味」と語っています。

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