←戻る
次へ進む→
オオタチツボスミレ 進む→
次へ進む→
 アイヌタチツボスミレに出逢った山道を更に歩いて行くと、黄緑色の葉を持つタチツボスミレの仲間が花を付けていました。例によって覗き込むと、今度は花弁に毛がありません。アイヌタチツボスミレ同様に距は白いのですが、少し短いでしょうか。花の大きさは同程度、葉の数は少し多いようです。まだ草丈が低いけれども、どうやらオオタチツボスミレですね。
 この日は晴天で歩くと暑く感じましたが、例年よりは寒くて、地域の最高気温は関東の最低気温を下回る状況です。ほぼ一ヶ月前の道南より生育が遅いようでした。今年も何度か出逢っていながら、パッと見で判かったという感じではありません。「オオタチツボスミレだよねぇ、きっと…」、自分に言い聞かせるようにして納得してみました(笑)。
 歩いている山地には野生動物が多く、キタキツネが走り、エゾシカはあちこちで草を食んでいました。ヒグマの生息密度が最も高いエリアなので、目線は下向きばかりとはいきません。
ページのトップへ戻る