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ツマグロヒョウモン 進む→
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 スミレ属の天敵であるツマグロヒョウモンさんも、変態して蛹になってしまえば、もう人畜[菫]無害ですね。クジャクチョウなど、タテハチョウ科の仲間で、夏場に高原などで見かけるミドリヒョウモンの兄弟分です。蛹には黒い棘、それからメタリックな質感の突起がありますが、抜け殻では不思議なことに金属質な印象は消えてしまうのです。
 一昔前は食害が絶頂期でした。その更に一昔前となると、関東では見たこともない蝶だったのですが…。最近は、少し数が減ったような気がしています。でも、油断していると、ご覧の通り(笑)。すみれたちにとって、夏は厳しい季節です。
 オオゴマダラの蛹はツタンカーメンのマスクのようなゴールドメタリック。高山に登り、遠く「渡り」をするアサギマダラなど、蝶は不思議です。
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