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 昔の展示会で撮影させていただいた写真編パート9。これはホソイスミレで良さそうだと思います。
 撮影時にミスっていますね。明るさも司る露出を「花」に合わせてしまっていますが、「葉」の方に合わせるべきでした(汗;)。
 このホソイスミレについては、単なる葉の鋸歯が派手になっただけ!という見解も否定はできません。品種なんてシロモノは、まぁ、そんなものです。でも、実際に目にしてみると、花の色合いが濃い(淡い)や、赤みが強い(弱い)などの変異と比較する限り、別物感は少し強いと感じました。いずれにしても、程度の問題ではありましょう。
 タイプロカリティは越前今立郡岡本村、つまり、福井です。富山、石川、長野に自生記録があり、発見報告は群馬、山梨、栃木と南下して、ホントかウソか、我が千葉に至ります。補足すると、香川、熊本にも報告があり、複数発生した変異という可能性もありですよね。
 系統樹から、イソスミレは同じ日本海エリアで発生して、単一系統が拡がっていったとされています。
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