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ゲンジスミレ
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 明るい法面にゲンジスミレが咲いていました。この種は花や葉の色合いがおとなしいところがあって、陽光が当たると、更に目立たなくなる傾向があります。今回、傘を使っておらず、現場でカメラのマイナス補正と、撮影後に少し補正(ガンマ補正)をしています。
 自生地で初めてゲンジスミレを観察できたのは、やはり、山梨県でした。その後、ありがたいことに山梨県内各地で観察できています。
 ところで、イヨスミレとゲンジスミレですが、日本列島に入って来たルートが異なり、前者は朝鮮半島系ルート、後者は満州系ルートという説がありました。育てると性質も違うという意見もあります。一方、山形大学の研究者が遺伝子比較をしたところ、違いが見つからなかったという情報があったそうです。なかなか一筋縄ではいかない様子ですが、大きな違いではないということですね。 音声ON 音声OFF
Images ゲンジスミレの国内分布を見ると、改めて、極端な「隔離分布」だよねって感じます。どうして、こんなことになるのでしょう。
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