基本種 リュウキュウコスミレ 国内水平分布 English
シロバナリュウキュウコスミレ (白花琉球小菫)
[ノジスミレの変種リュウキュウコスミレの品種(白変種)]
シロバナリュウキュウコスミレ シロバナリュウキュウコスミレ
沖縄県名護市 2007年2月26日
シロバナリュウキュウコスミレ 花茎がとても長くて、微風でも倒れそうだ


エナガスミレの異名を持つのは、


リュウキュウシロスミレの方だったはず・・・
個体数は多くて、運良く果実も見られた



それから、葉に「翼」があるのが分かる
シロバナリュウキュウコスミレ
シロバナリュウキュウコスミレ シロバナリュウキュウコスミレ
シロバナリュウキュウコスミレ シロバナリュウキュウコスミレ
白花と言っても薄い紫が出る場合が多い


ルーペで細部まで確認してみた


HELP!も含めて純白であり、白変種HELP!で良さそうだ
シロバナリュウキュウコスミレ
沖縄県名護市 2007年2月26日
シロバナリュウキュウコスミレ シロバナリュウキュウコスミレ
シロバナリュウキュウコスミレ
神奈川県 2010年3月19日 植栽
シロバナリュウキュウコスミレ
神奈川県 2011年3月21日 植栽
分類 基本種に準じる。
学名 基本種 ノジスミレ Viola yedoensis Makino
変種
リュウキュウコスミレ Viola yedoensis var. pseudo-japonica (Nakai) Hashimoto
シロバナリュウキュウコスミレ Viola yedoensis var. pseudo-japonica f. sonoharae E. Hama
外国語名 茎の形態
生育環境
分布
花の特徴
葉の特徴
花柱の頭
染色体数
基準標本  
その他  
 教えていただいた自生地ではたくさんの株が確認できました。いわゆる「青軸白花」で、なかなか美しいものです。旅の最終日に訪問することになったのですが、前日に雨が降ったため、花弁の汚れを心配しました。幸い、雨が当たりにくいような場所に咲いていて、個体数も多かったので助かりました。
2007/03/01
 千葉県北西部で育ててみたところ、なんと5月後半に通常花がどんどん上がってきます。沖縄本島の花期から3ケ月後が同じような気候なのだろうと思います。
2007/05/23
白変種(白花変種)
 この白花型品種は白変種(はくへんしゅ)または白花変種(はくかへんしゅ)と呼ばれます。多少、定義に混乱が見られ、その最も根源的な違いは、遺伝的に正常であるか異常であるかという説明の違いだろうと思います。生物学全体で白変種と言えば、遺伝的には正常であって、その形質が次の世代に引き継がれる個体を指し示しますので、この定義に沿うのが常識的だと考えます。
 動植物共通で、遺伝子情報の中に正常な要素として「白くなる遺伝子」を隠し持っていると考えられています。広く理解しやすい一例として、ホッキョクグマの体毛が挙げられることがあります。ホッキョクグマは瞳が黒く、当然ながらアルビノ体ではありません。また遺伝子異常による色素形成不全でもなく、極北の白い世界に適応した優勢種です。氷河期には広範な世界を闊歩したのではないかと想像できますが、一般の環境では、その毛色は目立ちすぎる訳です。この大きな環境の変化に対応するため、スィッチを切った状態で遺伝子が温存されているという考え方があり、説得力があると思います。
 白花型品種を安易にアルビノ体と表現する場合が散見されますが、植物のアルビノ体はクロロフィルが合成できない訳ですから、光合成ができないことになり、結果的に、親からもらった種子内の養分を使い切ると、それ以上は生育できずに枯死してしまいます。従って、農家や種苗業者でもない限り、滅多に観察することはできません。
 尚、特に人間に対して使用する場合、相応の配慮と注意を要する言葉です。
 一方、"albus"というラテン語は単純に「白い」という意味です。学名おける"albiflora"、"alba"、"albida"、"albescens"等は"albus"の派生であって、"albino"の派生ではありません(誤解の根元になると思われます)。

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(2007/03/01) Latest Update 2018/09/02 [300KB]
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