コモロスミレ [スミレの品種] (小諸菫)
シロバナコモロスミレ
シロバナコモロスミレ シロバナコモロスミレ
2008年3月2日 植栽
シロバナコモロスミレ コモロスミレ
シロバナコモロスミレ
千葉県 2008年3月4日 植栽

シロバナコモロスミレ シロバナコモロスミレ
千葉県 2011年2月24日 植栽
分類 ミヤマスミレ類
学名 基本種 スミレ Viola mandshurica W. Becker Published in: Bot. Jahrb. Syst. 54:179. (1917)
変種
品種 コモロスミレ Viola mandshurica f. plena Hort. ex F.Maek.
異名 Viola mandshurica f. plena Yazawa
由来 Viola mandshurica : 「満州の」すみれ、plena : (花弁が)複数ある、八重咲き
外語一般名 母種に準ずる。
茎の形態
生育環境
分布 国内
海外
補足
花の特徴 形状 中輪。重弁型(八重)。唇弁は極めて小さい。比較的、上弁が大きく横に拡がる。
通常、濃紫だが、淡い紫色も見られる。唇弁に紫条、側弁に毛がある。1980年代に栽培株から白花が見つけられたとされる。
ほとんど見られないか、非常に小さい(ただし、個体差あり)。
花期
花柱
芳香
補足 同一株内でも花弁の数は一定していない。花付きが良い。
葉の特徴 形状 閉鎖花HELP!由来の種子で増える。母種に準ずる。
補足
種の特徴 形状
補足
根の特徴
絶滅危惧情報
基準標本 長野県小諸市 1954 (小諸市天然記念物 1982)
染色体数
参考情報
その他 大正12年(1923年)、中條正勝氏により海応院(小諸市)の境内で発見された。小諸市では天然記念物(昭和47年、1972年)、市の花(昭和48年、1973年)に指定されている。
当初、矢澤米三郎氏(博物学者)の命名により、ヤエスミレと呼ばれたと言われる。
白花の系統は、三木順一氏WHO!の「スミレ事典(出典:S001) 」によると赤井百合氏が実生を続ける中から選別されたものとのこと。
植物全体としても、左右相称花で八重咲きは珍しいとされる。

 小諸市のwebサイトによりますと、昭和29(1954)年発行の『日本種子植物集覧第3冊』にコモロスミレと記録されているそうです。原記載文献とみなして良いと思います。
2010/01/12

 もう10年程度前のことになりますが、二輪で出かけた際、小諸の駅前で食事をしたことがあります。食堂のおかみさんにコモロスミレのことを聞いてみたのですが、全く知らない様子でした。最近、小諸市のwebサイトで、小諸市コミュニティバス『小諸すみれ号』を運行しています!という記事が載っているのを見かけました。平成19(2007)年10月の運行開始から2年6か月で利用者10万人突破!!だとか。今なら、ご存知の皆さんの方が多数派かも知れません。
2011/02/25

 更に時間が経過して、現在の小諸市では、小口径マンホールにコモロスミレの花がデザインとして描かれてるそうです。次回、訪問する際には気を付けてみてみたいところです。
2020/06/17

市の花「こもろすみれ」新デザイン  小諸市の職員さんが持っている名刺には、コモロスミレのデザイン画が印刷されているそうです。何らかの理由を付けて名刺交換したいですね(笑)。花弁の数は栄養状態に左右されるとされますが、確かに小さな鉢に閉じこめた場合と、こぼれタネから芽生えた地植えでは相当印象が違っていました。
2010/01/12


 平成17(2005)年に、市の花「こもろすみれ」のデザインを募集して、小諸市の山崎なずなさんの作品(右)が採用されたそうです。この情報を昨年見掛けていたのですが、本日、改めて小諸市(総務部企画課)にお願いして、このページに掲載する許諾をいただきました。
2012/03/16

 前述の小諸市海応院の掲示によりますと、『コモロスミレは、スミレの八重咲きの一品種で、(中略)。当初は、矢澤米三郎氏により「ヤエスミレ」とされていたが、その後、変化に富む八重咲きの特徴を持つスミレは他にないということがわかり、小諸で発見のスミレ、「コモロスミレ」と名付けられている。(略)』とされています。
 この『変化に富む八重咲きの特徴を持つスミレは他にない』という記述は正しく事実だと思いますが、八重咲きという特徴だけに限定すれば、例えばキスミレに八重咲きがあり、園芸種のパルマスミレも八重咲きです。尤も、この大正という時代には情報がなかったであろうと思われます。
2012/12/21


シロバナコモロスミレ シロバナコモロスミレ
東京都 2005年4月2日 植栽
シロバナコモロスミレ
シロバナコモロスミレ シロバナコモロスミレ
神奈川県 2008年3月23日 植栽

 このすみれはとてもユニークだと思います。よく見ると、重弁化している花と普通の花が同居していますね。重弁化している花には、どう見ても距HELP!が見当たりませんが、普通の花には当たり前のようにズングリとした距があります。
 それから、萼片にも注目してみましょう。重弁化した花の場合は、やはり多くの萼片が見えますね。通常、萼片は5枚です。花弁の数に比例するかのように萼片も増えていますが、ちょっと妙ではないでしょうか。増えた分の花弁は雄しべが変化したものとされている訳なので、雄しべと萼片がリンクしたような現象です。
2008/09/02


(つぶやきの棚)徒然草

 (2008/03/02) Latest Update 2024/07/11 [465KB]

ページのトップへ戻る