国内水平分布 English
キバナノコマノツメ (黄花の駒の爪) [別名:ケタカネスミレ]
アカイシキバナノコマノツメ (赤石黄花の駒の爪) ジョウエツキバナノコマノツメ (上越黄花の駒の爪)
キバナノコマノツメ
長野県(中央アルプス) 2008年7月24日 alt.=2,650m
キバナノコマノツメ キバナノコマノツメ
キバナノコマノツメ キバナノコマノツメ
キバナノコマノツメ キバナノコマノツメ
托葉HELP!は全縁、葉の表面に毛が目立ちます はっきりした腎臓形、縁にも毛が見えます
長野県(中央アルプス) 2008年7月24日

キバナノコマノツメ
秋田県仙北市(旧 仙北郡) 2006年7月8日 alt.=1,500m
キバナノコマノツメ キバナノコマノツメ
秋田県仙北市 2006年7月7日 alt.=1,440m
キバナノコマノツメ キバナノコマノツメ
面長の顔、長い顎がチャームポイント クリームイエローの花が点在していました
秋田県仙北市 2006年7月7日 秋田県仙北市 2006年7月8日
キバナノコマノツメ キバナノコマノツメ
莢は全体が緑色で柄が長い 丸い葉が平坦に広がっている
秋田県仙北市 2006年7月7日
キバナノコマノツメ
秋田県仙北市 2006年7月8日 alt.=1,520m

キバナノコマノツメ キバナノコマノツメ
長野県(北アルプス) 2013年6月27日 alt.=2,060m
分類 キバナノコマノツメ類
学名 基本種
キバナノコマノツメ  Viola biflora L.
品種
ジョウエツキバナノコマノツメ  Viola biflora f. glabrifolia Hid.Takah.  全体に無毛
変種
アカイシキバナノコマノツメ  Viola biflora var. akaishiensis Hid.Takah. et Ohba  朔果が有毛
オオタカネスミレ  Viola biflora var. vegeta (Nakai) Hid.Takah.  
異名
キバナノコマノツメ  Viola diffusoides C. J. Wang
ジョウエツキバナノコマノツメ  Viola crassa f. subpubescens Hiyama
由来 biflora : 「二つの花」を咲かせる
外国語名 【中】 双花菫菜 SHUANGHUAJINCAI、雙黃花堇菜、【韓】 졸방제비꽃、
【英】 Two flowered Violet, yellow wood violet, arctic yellow violet, Alpine yellow violet
茎の形態 有茎種
生育環境 高山帯の明るく湿気の多い草地や礫地。沢沿いの林縁。石灰岩地に遺存分布する。
分布 国内 日本では北海道から本州中部、それから四国、九州(屋久島)に分布する。
海外 北米、アジア、欧州、台湾、朝鮮、中国西南部・北部、インド、ネパール、パキスタン。
補足 種としての分布は広く、北半球の冷温帯に広く分布する。
日本では、ある程度標高の高い場所(本州では1,700m以上)、または緯度が必要。
北海道では標高の低い沢沿いなどでも見られる(五十嵐博)。
花の特徴 形状 中輪。上弁と側弁は反り返り、長い唇弁の先は尖がって前に突き出す。無毛。
黄金色で、唇弁に赤紫条が入る。
極めて小さく、袋状になる。
花期 遅い。
花柱 上部はY字型になる。
芳香 (未確認)
茎上部に腋生する。
葉の特徴 形状 腎形から円形(駒の爪=蹄型)。基部は心臓型。縁には波状の鋸歯HELP!が見られる。
全体が明るい緑色。
托葉 小さくて、先端が尖った卵型。葉柄と離生している。
光沢はなく、薄く柔らかい、平坦に広がる。表面に毛が見られる。
種の特徴 形状  
 
 
根の特徴 「スミレの観察と栽培(井波一雄氏WHO!)」の表現を借りると、短縮した地下根茎から糸状の根を束生してひげ根状になる。
絶滅危惧 キバナノコマノツメ :青森県:絶滅危惧Ⅰ類、秋田県:絶滅危惧Ⅱ類、岩手県:準絶滅危惧種、福島県:絶滅危惧Ⅱ類、埼玉県:絶滅危惧Ⅰ類、東京都:絶滅危惧Ⅰ類、福井県:絶滅危惧Ⅱ類、奈良県:絶滅危惧Ⅱ類、徳島県:絶滅危惧Ⅰ類、福島県:絶滅危惧Ⅱ類、愛媛県:絶滅危惧Ⅱ類、高知県:絶滅危惧Ⅱ類、鹿児島県:絶滅危惧Ⅰ類
アカイシキバナノコマノツメ : 長野県:絶滅危惧Ⅰ類
基準標本 キバナノコマノツメ : ヨーロッパの高山
アカイシキバナノコマノツメ : 長野県 塩見岳 1947 (東京大学収蔵)
ジョウエツキバナノコマノツメ : 群馬県 至仏山 1835.8.1 (京都大学収蔵)
染色体数 2n=12
その他 広い地域の高山、高緯度に自生する。氷河期終了による遺存植物と言われる。
和名に「スミレ」がついていないのは、この他にはムラサキコマノツメのみ。
 タカネスミレとの比較として、生育環境は違いますが、分布はかなり近いので、時に相互の生育環境に入り込んで分かり難い状態になっています。花の雰囲気も少し違いますが、遠目には葉の「照り」でわかるようです。ただ、その違いが微妙な場合には、判断がかなり難しいような気がしました。秋田駒ヶ岳は深いガスの中で、じっくり見る余裕が無く、次の機会に良く観察したいと思います。
2003/07/11
 また、秋田駒ヶ岳にやって来ました。本当は6月中に出掛けるつもりで早い段階から計画していたのですが、動かせないスケジュールとままならない天候で調整が付かないまま、結局、7月になってしまいました。タカネスミレとの違いの続編ですが、今回はじっくり観察できました。花の違い、葉の様子が異なることを改めて理解しました。でも、やはり中間的な存在はありますね。
2006/07/09
 東京都高尾自然科学博物館は、東京都八王子市にある京王線「高尾山口駅」近くの博物館でした(2004年3月31日で閉館)。館が発行した「東京都の自然」という冊子にすみれの情報がありました。鈴木和雄氏の「奥多摩のスミレ」という記事に記載された調査によると、奥多摩でキバナノコマノツメの自生が確認されています。幾分古い情報ですが、分布図に追加することにしました。
 因みに奥多摩地域(愛宕山と高水山を結ぶ線より西の地域と定義)という限定された地域だけで「25種2雑種となった」と結んでいます。
 分布図に追加の続きですが、鹿児島県屋久島に矮小化したキバナノコマノツメが自生していることが分かりましたので、こちらも追加しておきます。典型的な隔離分布であることが分かりますね。
2007/01/25
 中央アルプスまで出掛けてみました。一面のお花畑です。濃い黄色のシナノキンバイ、淡い黄色のチングルマと混じって、キバナノコマノツメが大量に咲いていました。これだけの個体数を一時に目にするのは初めての経験です。
2008/07/25
 静岡県自然環境調査委員会植物部会が編纂した静岡県野生生物目録(植物)という資料に自生の記載がありました。可能性はありそうだなという希望も含めて、一般情報として追加しておきます。
2009/01/22

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(2003/07/11) Latest Update 2018/09/02 [750KB]
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