分類 |
キスミレ類 |
学名 |
基本種 |
Viola pubescens Aiton |
品種 |
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変種 |
Viola pubescens var. eriocarpa Nutt. |
Viola pubescens var. peckii House |
Viola pubescens var. scabriuscula Schwein. ex Torr. & A. Gray |
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異名 |
Viola pensylvanica Michx.
Viola eriocarpon (Nutt.) Schwein.
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由来 |
pubescens : 「真綿のような~、有毛の~」。 |
外国語名 |
【英】 Downy Yellow Violet(綿毛の生えた黄色いすみれ) 、Smooth Yellow Violet 【日】 アメリカキスミレ |
茎の形態 |
有茎種 |
生育環境 |
陽光の強い乾燥気味の開いた森林、林縁部。沼が多い森林地帯とする資料もある。 |
分布 |
国内 |
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海外 |
北米東部。 |
補足 |
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花の特徴 |
形状 |
中輪(直径約2センチ)。側弁基部に白い微毛がある。 |
色 |
黄花(緑色に近い淡い黄色)。花弁に茶褐色の筋が入る(唇弁に多い)。 |
距 |
極めて小さく目立たない。 |
花期 |
早春から咲き始め、花期が長い(自生地では4~5月)。 |
花柱 |
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芳香 |
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他 |
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葉の特徴 |
形状 |
広心形。基部は余り深く入り込まない。先端が軽く尖る。 |
色 |
両面とも明るい緑色。 |
托葉 |
全縁。 |
他 |
茎の上方に数枚の葉を付ける。ほぼ無毛(疎らな白い微毛が見られる程度)。
ただし、有毛品と無毛品双方が見られる。
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種の特徴 |
形状 |
倒卵形。中から大粒。 |
色 |
種子:茶褐色、種枕:淡褐白色。光沢がある。 |
他 |
通常、柔らかく白い毛で覆われた球形の果実(朔果)を付ける。蟻散布植物。 ただし、複数の型があり、オオバキスミレやニョイスミレに近い形状もある。 |
根の特徴 |
太い |
絶滅危惧 |
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基準標本 |
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染色体数 |
2n=12 |
その他 |
育てやすい。日本では「アメリカキスミレ」の名で流通している。
ラテン語の読みとして「プベッセンス」とする場合もある。通常、真夏は休眠する。
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