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ヒメキクバスミレ(姫菊葉菫)  [別名:ヒメイブキスミレ]
ヒメキクバスミレ
ヒメキクバスミレ ヒメキクバスミレ
ヒメキクバスミレ ヒメキクバスミレ
東京都 2008年3月27日 植栽
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交雑親
エイザンスミレ ( 2n=24 )   ( 不詳 )
エイザンスミレ x (不詳)
Viola eizanensis (Makino) Makino    
学名 ヒメキクバスミレ Viola x ibukiana Makino
生育環境 (不詳)
花の特徴 中輪。花色はエイザンスミレの特徴を持つようだが、形状の方はアカネスミレ的にスッキリしている。
葉の特徴 全体の形状として、葉先が細く尖る長三角状披針形HELP!であり、大きく三裂した菊葉構造。
鋸歯HELP!の先端は細長い。葉脈HELP!に沿って薄灰色の不明確な斑が入る。
下記「日本のスミレ」では『不規則な切れ込み』と記述されているが、展示されていた個体に関する限り、ヒトツバエゾスミレの例とは明らかに異なり、不規則とまでは言い切れないイメージであった。
基準標本 滋賀県伊吹山産 1898 (牧野博物館収蔵) 高橋七蔵氏採取
その他 一方の親について種が特定されていないが、浜栄助氏WHO!はミヤマスミレの可能性が高いとしている。
断片的な資料が多く、主に浜栄介氏の「日本のスミレ」の記述を参考とした。
 「日本のスミレ」では「その母種については未だに解明できない」としています。現段階でも、詳しい情報がほとんど見当たりません。時にViola ibukiana Makino と独立種であるかのような表現も見られ、伝言ゲームのように海外サイトにまで連鎖していったのでしょうか。
 Flora of Japanには Synonym(?)としてViola eizanensis (Makino) Makino x tokubuchiana var. takedana (Makino) F. Maek. という記述があるようで一瞬喜んだのですが、これは常識で考えればオクタマスミレの組み合わせですから、如何なものでしょう。
 浜栄介氏はエイザンスミレとミヤマスミレまたはシハイスミレの組み合わせではないかと見ていたそうです。なんと、正常花には種子ができるとのことですので、4倍体であった可能性もあります。いづれにしても、現在まで遺伝子を繋いでいることには驚きますね。
2008/10/14
 ヒゴスミレとヒナスミレの組み合わせであるという古い資料がみつかりました。ヒゴスミレとナンザンスミレ、エイザンスミレは近縁種で見分けが困難な場合すらあり、混乱が生じていると記載されています。
2009/01/23
 平性7年に初版が発行された牧野新日本植物図鑑(北隆館)では『シハイスミレとエイザンスミレ、あるいは前者とヒゴスミレとの自然雑種と思われ~(略)」と記載されています。『葉は小形で卵形、表面が青みのある緑色、しばしば白斑が入って光沢があり、花は紅紫色鮮麗なのは前者(=シハイスミレ)に似る。』、『葉に不規則な羽状の切れ込みがあり、花後、夏になって長大な葉を出すのは後者(=おそらく、エイザンスミレ)に似ている。』と補足説明されています。こちらの説明の方が写真の個体の説明として似つかわしいように思われました。

 ヒメキクバスミレ : 新牧野日本植物図鑑(2008)の記載(インターネット版より)
2013/10/26

徒然草 2008/10/20        
2008/10/20        
(2008/10/14) Latest Update 2016/02/19 [235KB]
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