交雑親 |
![]() ![]() Viola mandshurica W. Becker ![]() ![]() Viola patrinii DC. ex Ging. |
|
---|---|---|
学名 |
Viola x sp.
Viola mandshurica W. Becker x V. patrinii DC. Published in Bot. Jahrb. Syst. 54, Beibl. 120: 187 (1917)
|
|
茎の形態 | 無茎種間の交雑種 | |
生育環境 | 両親ともに、高原の明るい山地に自生するすみれで、同じ環境で見つかる。 | |
分布 | 国内 | |
海外 | ||
補足 | ||
花の特徴 | 形状 | 側弁は有毛。花色や形状の変化に幅がある(同定に躊躇することが多い)。 |
色 | 多彩な色合いがあるが、基本的には白地に青紫のぼかし、紫条がきれいに入る。 | |
距 | 短く、丸めの形状をしている。黄緑色に紫色を帯びる。 | |
花期 | 信州では5月中旬から6月中旬。 | |
花柱 | ||
芳香 | ||
補足 | ||
葉の特徴 | 形状 | ほぼスミレの特徴をそのまま引き継いで、披針形![]() |
色 | 両面とも緑色。 | |
補足 | 短毛が密生している(葉脈上に多い)。*(出典:N004) | |
根の特徴 | 茶褐色との情報がある。 | |
絶滅危惧情報 | ||
基準標本 | ||
参考情報 | ||
その他 |
長野県霧ケ峰に因んで浜栄助氏![]() 和歌山県など西日本に多いホソバシロスミレが片親の場合、ホソバキリガミネスミレと呼ばれる。 上の写真(スミレとシロスミレ)はキリガミネスミレの近隣で撮影したもの。 |
|
多彩な色合いなどの変化があるスミレとの交配により、アツバキリガミネスミレ他、特徴的な園芸品種が生み出されている。 園芸流通している「キリガミネスミレ 紅小町」は、白地の花弁に鮮やかな紅色が美しく、多花性で育てやすいとのこと。 |