モチヅキスミレ (望月菫)
モチヅキスミレ
モチヅキスミレ モチヅキスミレ
千葉県千葉市 2007年10月20日
交雑親
スミレ
スミレ ( 2n=48 )
Viola mandshurica W. Becker
コスミレ
コスミレ ( 2n=48 )
Viola japonica Langsdorff ex Gingins
学名
Viola x sp.
Viola mandshurica x V. japonica
茎の形態 無茎種間の交雑種
生育環境 望月昇氏が交配作出したとされる。両親ともに明るい山地に自生するすみれなので、自然交雑種が同じ環境で見つかる。
分布 国内
海外
補足
花の特徴 形状 花冠は2cm程度までの小輪。側弁は無毛。
淡紫色から紫色。紫条が目立つとされる。
淡暗紫色から暗紫色。太い円筒形。
花期
花柱
芳香
補足
葉の特徴 形状 卵状披針形HELP!から長楕円披針形。自生地のスミレより少し広めの三角披針形であった。
裏面はコスミレ由来の淡紫色を帯びるとされる。ただ、写真を見る限り、葉は表裏とも明るい緑色。
補足 表裏とも無毛。
根の特徴
絶滅危惧情報
基準標本
参考情報
その他
 スミレの返り咲きが見られることが多い公園に出掛けたところ、スミレが群生するほぼ中央と少し離れた場所で2個体を見つけました。写真をご覧いただければ一目瞭然ですが、雑種強勢[an error occurred while processing this directive]と思われ、植物体はとても大きいという特徴を持っています。ここで見られるコスミレは、葉の裏が紫色を帯びていないタイプなので、葉の裏も緑色である点について書籍上の説明と異なっていますが、当然ではないかと思います。ただ、自生状況と葉からの判断に過ぎないので、花が咲いてくれれば、少しはヒントがあろうかと期待しています。
2007/10/26

 2年程、この公園に確認に来園していましたが、結局、開花を確認できないまま、株が消えてしまいました。未確認のままで残念でした。
2010/11/29

 (2007/10/26) Latest Update 2023/08/06 [265KB]

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